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4月9日(日)は、凧の題字を書く作業の日です。相模の大凧はいわゆる字凧といわれる種類のものです。今年の題字は市町合併による新・相模原市の誕生を祝して「新相」と決まりました。次の写真は書き終えた今年の題字です。 朝の9時に会員は相模川河川敷にある新戸スポーツ広場に集まり本日の作業の確認と安全祈願をしてそれぞれの持ち場に移動します。 今日の字書きの仕事場は神奈川県立新磯高校の体育館です。先ず、体育館の中にほぼ全面にビニールシートを敷きます。これは字書きの塗料が体育館の板の間を汚さないようにするためです。その上に大凧の紙をセットします。 大凧の紙は8畳の大きさの横長の紙、左右8枚です。 大凧の紙の上に上下左右16等分した碁盤の目をチョークの青と赤で交互に描きます。 この碁盤の目は、字書きの人が持っている色紙と同様です。色紙に書いてある字を大凧の紙に拡大していきます。拡大した字の外側を炭でなぞっていきます。 間違うと食パンを消しゴムとして使用し書き直します。色紙の字を大凧の紙に拡大し書き終えると、炭の上を墨汁をつけた筆でなぞり、墨汁が乾くのを待ちます。 いよいよ染料を材料とする赤色と青色で字を描くことになりますが、今回は、これで午前の作業を終え、昼食のためにスポーツ広場に再度集合しました。本日の昼食は総務の賄い担当が用意したカツカレーと豚汁で、和気藹々と芝桜を眺めながら、また、作業を振り返りながら、楽しい食事の時間を過ごしました。 午後から、いよいよ字書きの仕上げ作業です。先ず、染料を水に溶かし塗料を作成しますが、色合いを考えて、染料の所定重量を秤ではかり、所定の水に溶かします。 この量を間違うと色合いが異なることになるためしっかり計量します。塗料が出来ると刷毛を使い墨でなぞられた字の内側をあたかも一本の筆で描いたように色を置いていきます。 向かって右上の字は赤色で、左下の字は青で塗ります。塗る濃さやスピードによって勢いのある立派な字になりますので全体の流れを見ながら色を置いていきます。今年は、新生「相模原市」誕生を祝った字も大凧の紙に書いてあります。塗り終わった後、名人が字全体を眺めて必要なところは色を濃くしたり、勢いをつけたりします。 完成すると以下の画像のようになります。 確認後、しばらくの間乾燥させ、16枚の紙にばらし、屋外でしっかり乾燥させます。 乾燥後折り畳み、本番のために所定の場所に保管し、祭り当日を待つことになります。以上、字書きも一日仕事ですが、桜が沢山さいているのどかな環境の中で、参加会員一同、満足した顔で作業を完了しました。大凧センターも覗いてみましたが、少しずつ見学者も増えているようです。次は、4月23日の大凧糸目付けの最大の作業が待ち構えております。当日は、凧揚げ会場の相模川の土手を飾る芝ざくらの祭りも開催されます。天気が気になりますが、きっと良い天気になると思います。時間のある方はぜひ見学にお越し下さい。 <文:y-uchi、写真:t-shibuya> |
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